まさか知人だとは思わなかった

ハッピーメールで年上女性と出会った話

出会い系サイトで年上女性と知り合い、しばらくメールしていたんです。相手のメールでの印象は、優しくて物腰柔らかで、話していて楽しい人だということ。知り合って数ヶ月経った頃、向こうから「会わない？」と言われました。暇だったし、相手がどんな人なのか気になったので、こちらも会いたいという意思を伝えました。まあ、そんな感じで週末に会うことになったんです。この時点で相手の顔は知りませんでした。もちろん、相手も僕の顔を知らないです。まあ、どうせ会うんだからいいか、と思っていました。

相手は姉の友達だったんです

しばらく待ち合わせ場所で待っていると、向こうから何やらそれらしい人影がやってきました。遠目から見ると背が高くスタイルの良い女性だったんですが、近づいてきて顔が見えたところでびっくり。彼女は僕の姉の友達だったんです。何度か実家に遊びに来ていて挨拶も交わしたことがあるので、一目見ただけでわかりました。出会い系サイトで長らく仲良くさせてもらっていた年上女性が、まさか姉の友達だなんて思いもしませんでしたから、かなり動揺して帰ろうとしたんです。だって、さすがに知人とそういう関係になるのは気まずいじゃないですか。しかし彼女は帰ろうとする僕を引き止め、ホテルへ連れて行こうとしたんです。結局流されるままホテルへ行き、やることをやって解散しました。それから何度か会おうと言われましたが、さすがに気が引けたので断り続けて今に至ります。出会い系サイトで知り合った相手と会う前に、まずお互いの顔を知っておくべきだな、と強く実感させられた体験でした。